放課後の資格攻略学園、資格部の部室。ITパスポートは怖い試験じゃないと分かったミオが、さっそく張り切っています。

よし!ITパスポート、挑戦してみる!……で、何から始めればいいの?

そこからか

だって、やる気になったのは今なんだもん!

大丈夫ですよ。今日は、その「何から始めるか」を一緒に整理していきましょう
ITパスポートの試験内容や難易度を先に確認したい方はこちらでは、ITパスポートがどんな試験なのかを整理しました。この記事では一歩進んで、「実際に何から、どの順番で勉強すればいいのか」を初心者向けに紹介します。
結論から言うと、基本の流れは「全体像を知る→問題を解く→間違いを確認する→復習する→もう一度解く」です。この記事を読み終えたころには、今日からどこに手をつければいいかが分かるはずです。
ITパスポート初心者の勉強方法はこの流れ

初心者がITパスポートを勉強するときの基本の流れは、次のとおりです。
- 全体像を知る
- 問題を解く
- 間違いを確認する
- 復習する
- もう一度解く

え、これだけ?もっと難しい話をされるかと思った

難しく考えすぎなんだよ。まずはこの流れを頭に入れておけばいい
ただし、この順番だけが唯一の正解というわけではありません。参考書などで全体を一通り見てから問題演習に進む人もいれば、先に問題を解いてみて、分からないところを後から確認する方が進めやすいという人もいます。自分に合うやり方を見つけるための、最初の一例として捉えてください。
私が実際にやっていたITパスポートの勉強方法
ここからは、運営者である私が実際に行ってきたITパスポートの勉強方法を紹介します。

先生の実体験ってこと?

いえ、これは運営者の「サト」さん本人の話なんです。一つの例として聞いてくださいね
私は今もITパスポートの勉強を続けている最中ですが、これまでの勉強では次のような順番で進めてきました。
- 参考書を最初から最後まで一度読む
- ITパスポート試験ドットコムの「過去問道場」で問題を解く
- ITパスポート対策アプリでも問題を解く
- 問題演習を繰り返す

参考書一周してから、ひたすら問題を解く感じなんだ

派手なやり方じゃないが、地道にこなせるのが強みだな
過去問道場については、ITパスポート試験ドットコムという民間(第三者)が運営している問題演習サービスで、IPA公式のサービスではありません。この記事でも、その区別ははっきりさせておきます。
アプリについても、移動時間やちょっとした空き時間に問題を解く手段として使っていました。特定のアプリをおすすめするものではなく、おすすめアプリの比較は別の記事で扱う予定です。
これは「合格者がやっていた勉強法」ではなく、あくまで私が現在まで実際に行ってきた勉強方法の一例です。同じやり方が誰にでも合うとは限りません。
最初は「広く浅く」で全体を見た
ITパスポートには、ストラテジ系(経営全般)・マネジメント系(IT管理)・テクノロジ系(IT技術)という3分野があり、扱うテーマがかなり幅広いです。試験の詳しい内容は、ITパスポートの試験内容や難易度を先に確認したい方はこちらで解説しています。

参考書開いた瞬間、知らない言葉しか出てこなかったんだけど。1ページ目から全員初対面なんだけど

落ち着け。最初はそれでいい
私はITパスポートを勉強するとき、まず「広く浅く」全体を見ることを意識していました。1つの用語をその場で完璧に覚えようとせず、「こんな内容が出るんだ」という全体像を先につかむ、という考え方です。
これはあくまで私自身の学習方針であり、IPA公式が推奨している勉強法というわけではありません。どの参考書にも書かれている一般的な方法、というものでもありません。1つずつ理由があります。

最初から1つの用語にこだわりすぎると、そこで止まってしまうことがあります。まずは全体を眺めて、後から戻ってくるという考え方も一つの方法ですよ
出題範囲が広いITパスポートでは、最初の1周で全部を覚えようとするより、「後で問題を解きながら、分からないところをもう一度確認する」という前提で全体を見ておくほうが、私は進めやすいと感じています。
参考書は最初から全部覚えなくていい
参考書を一周するときの目的は、完全に暗記することではなく、「全体としてどんな内容が出るのか」を知ることです。

えっ、覚えなくていいの!?

一言一句覚える必要はない。ただし、一度も見ないままだと問題を解いても何が何だか分からなくなるぞ
とはいえ、「全員が必ず参考書を最初から最後まで読まなければならない」というわけでもありません。文章を読むより先に手を動かしたい人は、いきなり問題演習から始めて、分からない用語が出るたびに参考書やネットで確認する、という進め方も選択肢の一つです。
大事なのは、どちらの順番で始めても、「読むだけ」「解くだけ」で終わらせず、参考書と問題演習を行き来することです。
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一周したら問題演習へ進む
全体を一通り見たら、次は実際に問題へ触れる段階です。ITパスポートで問題演習に使える主な選択肢は、次の3つです。
| 選択肢 | 運営主体 | 特徴 |
|---|---|---|
| IPA公式が公開している問題 | IPA(公的機関) | 実際の出題形式を公式に確認できる |
| ITパスポート試験ドットコム「過去問道場」 | 民間(第三者) | 無料で問題演習ができるWebサービス |
| ITパスポート対策アプリ | 各アプリの提供会社 | スマホで手軽に問題演習ができる |

過去問道場ってIPAが作ってるサービスだよね?

前の記事でも言っただろ。あれは民間が運営してる無料サービスだ。IPA公式じゃない
過去問道場は、IPAが公開している過去問題をもとに作られていますが、運営しているのはIPA公式ではなく、ITパスポート試験ドットコムという民間(第三者)の事業者です。この違いを混同しないようにしてください。

どの方法を使うにしても、大切なのは「読むだけ」で終わらせず、実際に問題を解いてみることです
参考書を読んだだけで理解したつもりになっていても、実際に問題を解いてみると、分かっていなかった部分に気づくことがよくあります。全体を一周したら、早めに問題演習へ進むことをおすすめします。
間違えた問題こそ復習する
問題を解いていると、当然間違えることもあります。大切なのは、正解率だけを見て終わらせず、なぜ間違えたのかを確認することです。

間違えた問題って、なんか見たくないんだよね……

気持ちは分かります。でも、間違えた問題こそ、次に得点を伸ばすヒントが詰まっているんですよ
間違えた理由を確認するときの、簡単なチェックの流れです。
- なぜ間違えたのか考える
- その用語自体を知らなかったのか
- 似た用語と混同していないか
- 問題文を読み違えていないか
- 計算方法が分からなかったのか
- 参考書などで該当箇所を確認する
- もう一度同じ問題、または似た問題を解く

正解した数だけ見て満足してた……

正解率は目安の一つでしかない。間違えた問題を放置してるほうが危ないぞ
間違えることは悪いことではありません。むしろ、今の自分の弱点が分かったというサインです。間違えた問題を1つずつ確認していく積み重ねが、合格ラインへの近道になります。
計算問題で手が止まってしまう場合は、数字をいきなり計算するのではなく、問題を順番に整理すると取り組みやすくなります。
▶ ITパスポートの計算問題|初心者向けの解き方を詳しく見る
ITパスポートを1ヶ月で勉強する場合の学習例
ここからは、学習スケジュールの一例を紹介します。あくまで一つの目安であり、この期間で必ず合格できることを保証するものではありません。

1ヶ月あれば余裕っしょ!

それは人による。得意不得意やIT経験によって必要な期間は変わるからな
| 期間 | 学習内容 |
|---|---|
| 1週目 | 参考書などで全体像をつかむ |
| 2週目 | 3分野の問題演習を進める |
| 3週目 | 間違いが多い分野を復習する |
| 4週目 | 問題演習・解き直し・総復習 |
必要な学習時間は、これまでのIT経験の有無、参考書を読むスピード、得意不得意などによって大きく変わります。「1ヶ月あれば十分」と断定できるものではなく、あくまで進め方の一例として参考にしてください。
2週間しかない場合の進め方

受験まで2週間しかない場合の進め方も、一例として紹介します。こちらも合格を保証するスケジュールではありません。

2週間って、けっこうギリギリじゃない?

その分、問題演習の割合を増やして進める例です。ただし、これで必ず間に合うという意味ではありませんよ
| 期間 | 学習内容 |
|---|---|
| 1〜3日目 | 全体をざっくり確認する |
| 4〜10日目 | 問題演習を中心に進める |
| 11〜13日目 | 苦手・間違いを重点的に復習する |
| 14日目 | 最終確認 |
短期間で進める場合は、参考書を読み込む時間よりも、問題演習に充てる時間の比率を高める例です。ただし、これはあくまで進め方の一例であり、「2週間あれば合格できる」「2週間で間に合う」と断定するものではありません。学習時間が十分に取れない場合は、無理のない範囲で進めてください。
どの参考書を選べばいいか迷っている方は、ITパスポートの参考書おすすめ6冊を比較した記事も参考にしてください。
初心者が勉強するときにハマりやすいポイント

初心者が勉強を始めると、次のようなポイントでつまずきやすくなります。

「全部覚えてから問題を解く!」って意気込んで、結局1問も解けなかった……

それ、俺も見たことあるやつだ

付箋貼りすぎて、参考書より付箋のほうが目立ってきた

学習計画表を作るところで力を使い果ててしまう人も多いんですよ
ハマりやすいポイントの例です。
- 1つの用語に時間をかけすぎる
- 全部暗記してから問題を解こうとする
- 参考書を読むだけで問題演習へ進まない
- 正解・不正解だけ見て理由を確認しない
- 苦手分野を放置する
- 教材を増やしすぎる
- 学習計画を作っただけで満足する

計画表は完璧にできたよ!今日はすごく勉強した気がする!

勉強時間はまだ0分だけどな

ふふ、計画を立てるのも大事な準備ですよ。あとは少しずつ、実際に手を動かしていきましょうね
誰にでも起こりやすいことなので、自分だけが特別できていない、と思う必要はありません。
勉強が進まないときは小さく始める
「今日はまとまった時間が取れない」「やる気が出ない」というときは、いきなり長時間勉強しようとせず、小さく始めることをおすすめします。

やる気ない日、結局何もしないで終わっちゃうんだよね……

そういう日は、無理に長くやろうとしなくて大丈夫ですよ
今日からすぐにできる、小さな一歩の例です。
- とりあえず10問だけ解く
- 今日は1分野だけ触る
- スマホで数問だけ解く
- 間違えた問題だけ見直す
- 参考書を1ページだけ読む
- 完璧を目指しすぎない

それくらいなら、今日もできそうかも

その積み重ねが結局は一番効く
勉強が思うように進まない日があっても、それだけで「自分はダメだ」と感じる必要はありません。小さな一歩を積み重ねることが、結果的に一番続けやすい方法です。
ITパスポートの勉強方法でよくある質問
Q. ITパスポートは独学でも勉強できる?
はい。参考書や過去問道場、アプリなど無料・低コストで使える教材があるため、独学でも進めることができます。ただし、出題範囲が広いため、計画的に進める工夫は必要です。
Q. 参考書は最初から全部読むべき?
必ずしもその必要はありません。全体像をつかむために一度読むのは有効な方法ですが、問題演習から始めて、分からない部分を参考書で確認するという進め方も選択肢の一つです。
Q. 過去問・問題演習はいつから始める?
参考書などで全体を一通り見たら、早めに始めることをおすすめします。「読むだけ」で終わらせず、実際に問題を解くことで理解度を確認できます。
Q. アプリだけで勉強してもいい?
アプリは移動時間や短時間の学習に活用しやすい手段です。ただし、この記事はアプリ比較記事ではないため、特定のアプリの推奨はしていません。参考書や問題演習と組み合わせて活用する方法の一つとして考えてください。
Q. 1ヶ月で勉強する場合はどう進める?
「全体像をつかむ→問題演習→苦手分野の復習→総復習」という流れの一例を紹介しています。ただし、必要な学習時間は人によって異なり、1ヶ月で必ず合格できることを保証するものではありません。
Q. 2週間しかない場合は?
問題演習の比率を高めて進める例を紹介していますが、こちらも合格を保証するものではありません。学習時間が十分に取れない場合は、無理のない範囲で進めてください。
ITパスポートの勉強を終えたあと、次にどの資格へ進むか迷ったら、基本情報技術者試験・情報セキュリティマネジメント試験(SG)・G検定を目的別に比較した記事も参考にしてください。
まとめ|まず全体を見て、問題を1つ解いてみよう

どうじゃったかな。勉強というのは、身構えるより先に、少しずつ動き出すことが大事なのじゃ
この記事で紹介した基本の流れを振り返ります。
- 全部覚えてから問題へ進む必要はない
- まず全体を見る
- 問題を解く
- 間違いを確認する
- 参考書などへ戻る
- もう一度解く

なんか、今からできそうな気がしてきた

気がしてきた、じゃなくて実際にやれ

焦らず、一歩ずつでよいのじゃ
今日、まず何をするか。難しく考えず、参考書を1ページ読む、問題を10問だけ解いてみる、そのどちらかから始めてみてください。それだけでも、ITパスポートの勉強は今日からスタートできます。


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